2008年12月29日 (月)

サヨナラ2008年。

このブログの存在を忘れてた。

 

というわけで奇跡の2008年中の更新と相成った次第です。それにしても9月から更新を放棄しておいた間に世間様はじっくりコトコト熟成され、更に日本沈没、破滅への第一歩を踏み出した印象です。まあしょうがないよね。どうせ滅亡する運命にある国ですし、今さら足掻いたところで何も変わらないので、難しいことは考えないようにしています。

 

この数か月の間、鳥居みゆきが妙にゴールデンに馴染みつつあったり、一押しのオードリーがM-1準優勝したりと天変地異が巻き起こりつつある演芸界でしたが、オレ個人としても色々ありまして、まず偏愛する松本山雅はまたもJFL昇格を逃した。調子こいた南方の2クラブのサポーター(笑)の人達から何故かチョッカイだされてブチギレそうだったんですけど、ウザいので放っておいたら、2クラブともJFLに上がってしまったので(八百長? 賄賂?)、ウザさが頂点に達してます。ヤマトタケル以来の熊襲征伐と茶化すのもアホらしい佐治敬三の失言ですらほんの一面の真実をはらんでるんじゃないかとマジで考えてしまいましたもの。兎に角、こういうお茶目な人にデカイ面をさせたくないので来年は絶対にJFLに上がれ(命令)。

あ、韓流スター(なのに中華料理屋でバイトしていた)こと吉田ケンタロー選手もこのたびあえなく解雇と相果てました。ま、しょうがないね。以前書いたように実力の一端は見せてくれましたよ。しかし、チームを勝たせられなかった以上、アディオスも止むを得ないね。良い夢見ろよ!

 

矢畑選手、お疲れ様でした。僕は南方のどっかのクラブのサポーターのような人事に介入するという圧力団体は唾棄すべき存在だと思っているので、クラブに対して何か改めて物言うことはしません。しかし、貴方がこの地に残してくれた大きな大きなものを忘れることはないでしょう。いつか指導者として松本に戻ってきて下さい。

 

それじゃあ、また来年、かな。もう更新しなかったりしてね。少し早いですが、良いお年を。

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2007年7月25日 (水)

ハケンの品格。

やってくれるぜ、週刊プレイボーイ! ……いや、ポップなエロが炸裂している平野綾のグラビアの話じゃなくて(アレは良い。写真集のタイアップ記事であることは差し引いても)、ここのところ続けているグッドウィルへの批判キャンペーンのことだ。

グッドウィルで日銭を稼いだ経験のある人間として書くが、あれは搾取以外の何物でもない。グッドウィル(つーか、コムスングループ)が出鱈目な三流ドロボー企業であることは何度か拙ブログで書いてきたとーりで、折口正博は万死に値するコソ泥だが、労働者の生殺与奪の権利を持つ折口は、いわば“神”である。薄っぺらなトイレットペーパーほどの無価値な男でも、まあ紙ではなく神だ。データ装備費やらその他諸々の搾取をされてなお、労働者は平伏せざるを得ないのである。

そんな閉塞感を断ち切るのは、やはり剣よりも強いペンの力しかあるまい。かつて週プレは青島幸男の都知事時代初期に提灯記事を書くなど眩暈がしそうな前科もあるにはあるが、まあ週刊文春とか週刊現代が絶対に取り上げないであろうグッドウィル批判キャンペーンを行っているだけで、もう10点差し上げる。

グッドウィルの株価は既に全盛時の3分の1だというから手を叩いて笑いたい。グッドウィルのCMに出まくっていた南明奈や矢吹春奈には犬にでも噛まれたと思って、申し訳ないがすすり泣いてもらいたい。

そして、派遣労働者を使い捨ての道具としてしまった小泉純一郎ら自民のお歴々にも、折口と一緒に海の底に沈んでもらってサメの餌にでもなっていただきたく。嗚呼、革命軍はまだ首都に着かぬのか!

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2007年6月21日 (木)

アカイアカイアカイアサヒ。

「ビリーズブートキャンプ」なみのハードワークで(しかし腹回りは肥える一方)、グダグダとしてる間に、お茶目な我らが松本山雅FCは、全社で長野を蹴散らしたり、新選手を捕獲したり、富山に2-3でヒヤヒヤの勝利をしたり、その後のサポーターBBQで浴びるほど肉を食ったりと、急転直下の日々を過ごしておりました(一部オレ)。それにしても、フットボールほど生で観なければ面白くないスポーツはありませんなー。

いきなり古い話ですが、三島賞、佐藤友哉ですか。ユヤたん、島本理生と結婚してたんですね。「王様のブランチ」でやってた。うわっ、「王様のブランチ」なんか観るキャラじゃないと思われてるのに! 恥ずかピィ~! ……疲れてんだよ。

 

んで本題。名門、朝日ソノラマ遂に解散。ソノラマ文庫は朝日新聞本社が継ぐことになるのかな? ソノラマレーベルの名は残していって欲しいものです。

ふと思った。例えば朝日新聞がホリエモンみたいな俗物に買われたとして、ソノラマ文庫みたいな(根強いファンはいるけど)決して儲からない分野を生かしておくか、と。

随分昔、かのルパート・マードックがイギリスの名門「ザ・タイムズ」を買ったことがある。「ザ・タイムズ」は日本でいえば朝日新聞のような「ザ・ペーパー」であった……が、今や夕刊フジなみのタブロイド紙と化し、「インデペンデント」にすっかり脅かされているらしい。1面を飾ったのはダイエットの特集記事だっととどこかで立花隆が書いていた。

それを時代の流れ、と言い切ってしまうのは、歴史に倣わぬ愚か者の戯言である。今も昔も良い物は良いのである。この世には損得勘定だけで計ってはいけないものもある。日本で言えば、「日本型の終身雇用制度」とかね。労働者を単なる道具としか見ない連中が幅を利かせ、日本は遂に危険水域に入った。

グッドウィルの折口雅博もその戦犯に他ならないが、この愚者はそれだけでは飽き足らず、介護という「聖域」まで食い散らかそうとしていた。天罰覿面。遂にお灸が据えられた。このオジサンの嘘泣きを見ていると、ホリエモンの方が100倍可愛げがあると再認識。

グッドウィルは確かに便利だ。日雇いで日銭を稼ぎたい時には便利でオレも何度か仕事をしたことがある。しかし、もう絶対にやりたくない。あの就業先での「バイト君!」という呼び方には我慢ならない。人をヒトと見ない奴とは一緒に仕事なんて出来ない。

はっきり言う。グッドウィルはここで潰れてくれた方がいい。人材派遣業に全てノーと言うんじゃない。不届きな悪徳企業にノーと言うんだ! ここでグッドウィルが滅びてくれれば、他の人材派遣業がネクタイを締めなおす。そのための捨て石にくらいなれよ。「現代の奴隷主」グッドウィルにはその程度の価値しかないんだから。

……脱線したが、よーするに何が言いたいかというと、「この世にはお金で買えない価値がある」ってこと。頼みますよ、アサヒさん。ソノラマ文化の継続と悪徳企業への意義申し立てを。何だかんだ言っても、やっぱり貴方たちは「ザ・ペーパー」なんだから、さ。

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2007年5月26日 (土)

「多田謡子反権力人権賞」とはこれ如何に

多田謡子反権力人権賞」なる賞があるのを知ったのは、その昔のことだった。過去の受賞者一覧を見ると、国家権力への言いがかり批判を続けている人ばかりが並んでいて、些か鬱になるのは気のせい? 

んで。旧聞ですが、2006年度は根津公子女史が受賞したとのことです。根津公子の名は聞いた事がある。「君が代」を歌わずに停職処分を受けた女教師。サヨクのイタイ人たちは彼女を聖女のように持ち上げ、ウヨクのタリナイ人たちは彼女を売国奴と蔑む。

自身の思うところを書かせてもらう。

まず、「君が代」は間違いなく国歌である。かつて「君が代ハンターイ!」と言っていた社会党の党首も総理の座を射止めるやいなや、臆面もなく「長年の慣行により、君が代が国歌であるという認識は国民の間で定着しており、私自身も尊重したい」と言い放ったことからも、君が代=国歌という認識は間違いないと思う。

そして、少なくとも国歌を歌うことが「いつか来た道」に繋がるとは到底思えない。そういうのを下司の勘繰りと言う。この点だけでも、根津女子は冷戦時代から体内時計の止まったシーラカンス、相当な頓珍漢であると断じざるを得ない。

ただ、この根津女史への批判のなかで、「公務員は上に従え」「イヤなら辞めろ」という暴論がまかり通るのには根津女史の存在以上の嫌悪感を覚える。公務員は国家の命令とあらば例え過ちだろうと粛々と従えってか。ひょっとして馬鹿? 

 

おかしなもんで、真性の右サイドバックであるはずのオレが最近じゃあウヨクののたまう珍説に吐き気を覚えるようになってきた。遂に思想の世界でも居場所がなくなりつつあると申しましょうか……。捻くれ一代、ここにあり。

それにしても、反権力者が権威を欲しがるなんて……。

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2007年4月18日 (水)

「外務省のラスプーチン」、大宅賞作家になる

0603_01 第三十八回大宅賞は佐藤、田草川両氏に決定!

旧聞に属するが、佐藤優が大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。今年の大宅賞に相応しいのは、私的に山本譲司の「累犯障害者」だと思っていたが、佐藤自身も異能の人なだけに、勿論異論などない。

それにしても、今や言論界の寵児として、評論誌を開けば、彼の名前が踊っている。超人的な博識、インテリジェンス。つくづく外交の最前線に立てないのだから惜しい人材ではある。もっとも、正直もうどうでもいいのかも知れない。ノンキャリアの佐藤がどれだけ逆立ちしてもせいぜいが課長級止まり、うだつの上がらぬ官僚人生。「外務省のラスプーチン」なる悪名も無名に勝る。今や、彼は人生の絶頂にいるのかも知れないね。

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2007年2月 6日 (火)

夫婦善哉。

もはや政治に何の夢も希望も抱けぬ僕にとっては、自分さえ良ければこの国がどう沈没しようとどうでもいいわけですが、日本が沈没してもらっては困る事が大いにあるので、とりあえず選挙くらいには行っている非国民です、ハイ。前振り長くなりましたが、皆さんは愛国心持ってますか?(オレはゼロ)

 

とりあえず、そのまんま東が宮崎県知事の座を射止めたのは衝撃でしたが、つい数年前まで同じようなことがあった長野県に住む僕には実は意外にも思えなかった。保守王国と呼ばれる地方自治体にも気紛れな風は吹く。とりあえず就任直後のご祝儀込みで「頑張れよ」と言うしかないですね。

あー、そうだ。柳沢伯夫のことを一言物申しておきたい。所謂「女性は産む機械」発言ですが、どこをどう見ても全文を通じての意味合いが分からんので論評は避ける。一部分だけ恣意的に解釈するのは阿呆のやることだしね。ただ、70代前半の男っていうのは、すべからずそういう認識を持っているものだと思うよ。野中弘務が少子化問題を訴える野田聖子に対して「貴女自身も少子化対策を」と声を掛けて、ダメだしされたという武勇伝も耳にした記憶があるようなないような。

亀の甲より内助の功、なんて言葉はありませんが、ここに来て夫人の柳沢紀子(武蔵野美大教授)のインタビューが週刊朝日に掲載されていたので目を通した。これが読んでいて恥ずかしいほどの後方支援。「なんてバカなことを言ったのか」と叱り飛ばす一方で、「本当はいい夫なんです」「教授に就く時は背中を押してくれた」と善人ぶりをPR。あまりにも見え透いた後方支援ですね。こういうのを朝日グループが載せるのだから、何をかいわんや。福島瑞穂が「週刊朝日は自民党の機関紙か!」なんて怒り出したりしてね。本当は朝日は憎き安倍ちゃんを生き長らえさせたいのかしらん? こういうのをツンデレって言うのね。いや~、勉強になります! 嗚呼、万歳ニッポン!

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2007年1月 3日 (水)

謹賀新年。

今更ですが、明けましておめでとうござーいー。

年末年始にかけて、僅かな休日が出たんすけど、休日は自堕落に寝正月と決め込みましたぜ。まー、いいんじゃないでせうか。休日=家にいるもの、という引きこもり体質の私。それでも、両親も家にいるので、視線が気になって何となく居心地の悪さはあったぜ。

 

ネットでニュースを読むと、相変わらず胸糞悪い文字ばかりが躍っていて、新年気分も吹き飛ぶ。「御手洗ビジョン」なる「労働者奴隷計画」。思わず持っていた雑煮を零してしまった。労働者は使い捨て可能の羊であればいい。――こういう人たちが堀江貴文を蛇蝎の如く嫌悪した理由が良く分かる。

そりゃあホリエモンはお粗末な男だ。30歳そこそこにして生涯使い果たせぬほどの大金を掴んだトリックスターは遂にメディアをも握ろうとした。その底の浅さには若いナベツネの観すらある。しかし、一部のオールドタイプのみが天下を動かすこの二流国に息苦しく生きるショミンにとっては、ある意味で彼こそガス抜き足りえたのである。「毒を持って毒を制す」とは良くぞ言ったものである。

 

というわけで、新年早々夢もチボウもない2007年の始まりとなりますた。あーあ、この国に一刻も早い革命が起きますよーに!

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2006年12月21日 (木)

大阪の王子、オーストリーへ行く。

ツネ様、といっても讀賣新聞のいつでも大魔王こと渡辺恒雄様じゃない。ガンバ大阪の王子様、宮本恒靖その人である。同志社大卒、3ヶ国語ペラペラ、親父は関西電力の常務という王子様。ギャルサポにも大層人気あるらしく、友達にいると嫌なタイプか。いや、どうでもいいけど。その大阪の王子、オーストリーのレッドブル・ザルツブルクに完全移籍。「海外組」という箔をつけることにもまんまと成功。そのうち三都主アレサンドロもやってくるらしい。

このザルツブルク、飲料メーカーのレッドブルが資本をジャバジャバ注ぎ込んでいるという、所謂成金クラブ。ちょっとチームのことを調べたら、目の玉が飛び出る。

GMがジョバンニ・トラパットーニ、監督がローター・マテウス、所属選手にはトーマス・リンケ、ニコ・コヴァチ、ヴラティスラフ・ロクヴェンツ、ヨハン・フォンランテンなどなどがいるらしいからその大盤ぶるまいぶりにも呆れる。

当然、「出れるのか?」というクエスチョンが湧き出るが、「レッドブルの日本市場の開拓」というアンサーによって錬金術の数式は成立するらしい。日本サッカーが舐められているのか、日本そのものが舐められているのか。まあ、良い。プロである以上、背中に広告看板を背負わなければいけないのは宿命だ。それが嫌なら、どこかの偏屈老人が言うように、壁に向かって一人でボールを蹴るしかない。

クレバーな守備で名を馳せたツネ様がゴツイオーストリーガー?たちにどこまで通用するのか神のみぞ知る、といった案配。

ところで、オーストリーにもギャルサポはいるのかな?

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2006年11月22日 (水)

いじめを許すな!

このダメ国家、ついに「悪人が糾弾されない国」にまで堕してしまったようですねえ。

いじめってのは「いじめている側が100%悪い」のだが、この国の悪い奴は「いじめられる側に問題がある」「いじめは絶対なくならない」と居直って見せるのだから性質が悪い。盗人猛々しいとはこの事だが、恐ろしいことにそんな危険な思想に同調する輩までいるらしい。

ふと思い立って、「すき家」「労組」でググってみた。先日、「すき家 アルバイトが労組結成」というニュース記事を目にしたのを思い出したからだ。いや~な予感はしていましたが、「アルバイトが労組?共産党が調子に乗るな」的な文言を2ちゃんチックに書き散らしてあるブログを幾つか拝見。これも要するに「いじめられる側に問題がある」「いじめは絶対なくならない」という破綻した論理の上に成り立っている。そもそも、いじめを肯定する人たちってのは「人間はいじめをするものである」なんて考えている節があって気に食わない。人間を甘く見るもんじゃない。

すき家の話に戻る。現実として大資本は労働者の生殺与奪の権利を持つのである。ならば労働者がスイミーのように身体を寄せ合って大きな魚に見えるように自己防衛するのは当然である。すき家のバイトが労組を結成することには、何一つ問題はない。サービス残業をやらせるとか不当な解雇はいじめだ。絶対にあってはならないのだ。

嗚呼、老いも若きも、理不尽ないじめがまかり通るこの国は本当に生き辛いですねえ。

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2006年11月15日 (水)

60億円の男。

S2006111509apseibukaicho  「西武は昨日(13日)最高応札額を受諾することを回答しました。本日MLBよりNPBを通じて入札額とチーム名の通知を受けました。チームはボストン・レッドソックス。金額は5111万ドルです」

 

太田秀和球団社長の声が上ずっていたことは容易に想像できる。高校時代から投げるたびに伝説を創ってきた稀代の右腕、松坂大輔は名門ボストン・レッドソックスが60億円で落札した。

今シーズン、ミランからチェルシーに移籍したアンドレイ・シェフチェンコとほぼ同額の移籍金額である。「ウクライナの矢」と「日本の怪童」はアスリートとしてほぼ同価値だったことになる。

そして井川慶岩村明憲もメジャーに進出する(挑戦、ではない)。スターの流出を危惧する野村克也の言い分も勿論分かるが、もはや「日本で活躍→メジャー進出」はあがなう事の出来ない流れである。結局、どこの世界でも純血とは弱いものである。

それほどまでに、ニッポンのスポーツ界は「ワールド・スタンダード」を渇望されているのだろう。

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2006年11月 7日 (火)

巨人軍は永久に不滅です!

原辰徳は少なくとも堀内恒夫長嶋茂雄よりは出来は良いが、相対的に見ると監督としては並以下の人である。しかし尾花高夫伊勢孝夫といった知恵者に全てを任せておけば、ヘンク・テン・カーテがいた時のフランク・ライカールトのように腕組みをしているだけでいい。

しかし、ここのところ焦りが見え始めた。チームが勝てないのだ。

勝てないということは、つまり弱いのだ。繰り返そう。読売巨人軍は弱いのだ。

こればっかりは指導者がオールスター級でも一朝一夕にはいかぬ。渡辺恒雄オーナーは日本球界のオーナーでもあるらしく、主に札束の力で他球団のお古の収集に勤しんだ。この冬にも仁志敏久は西に去ったが、谷佳知が西からやってくる。年俸的には差し引きゼロかも知れないが、鴨志田貴司・長田昌浩ともに前途有望な若手だ。ますます若いのの層は薄くなる。泥縄という言葉を体現している、末期的危機的症状。

 

アンチ巨人の僕には慶賀すべき出来事だが、全国3千万人(笑)のG党の笑顔はいつ見られるのかな?

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2006年9月20日 (水)

「軍人・変人・凡人」であるならば。

その昔、田中真紀子というオバハンが、「軍人・変人・凡人」なる言葉を生み出した。

言うまでも無く、その当時自民党総裁選に名を連ねていた人たちで、それぞれ梶山静六・小泉純一郎・小渕恵三のことである。陸士卒の梶山、ラ・マンチャの男を気取った小泉、真空オジサンの小渕。ま、言いえて妙か。

それにしても、変人にフリーハンドで政をさせてしまったこの5年の間に僕の愛すべき祖国は目茶目茶になってしまいましたねぇ。聖域無き構造改革・郵政民営化・格差社会・日朝平壌宣言・イラク派兵・年金問題……。その政策の全てが弱者切捨て。この稀代のトリックスターが吐き捨ててきた謳い文句の行間を読むと、全てがその場その場の言い逃れ。「人生いろいろ」、「痛みを伴う改革」、「この程度のこと大したことではない」、「私にわかるわけがない!」、「郵政ガリレオ解散」……。党を石もて追われ尚、「それでも地球は回っている!」と抗弁したかったのはむしろ平沼赴夫の方ではなかったかな?

まあ、いい。いずれ歴史が正しい者を示す。

 

そして、跡を安倍晋三が引き継いだ。確かに拉致問題で名を上げた。タカ派のヒーロー。しかし、逆を返せば拉致問題しか物申すことの出来ないボンボン。経済オンチ、政策オンチ、そして恐らく外交オンチ。お先の見通しはまだ暗い。格差社会は広がり、街はスラム化するのか?

心の奥底、僅かに残っていた愛国心もこれで物の見事に消えた。もはや僕はこの国に幾辺の親愛も示せない。

それでも、ニッポンジンは砂利を噛む思いでこの国に生きていかねばならない、のだけど……。

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2006年8月14日 (月)

静かに眠る人へ。

昨年、終戦記念日がお盆休みになったので、靖国神社に参拝に行った。

初めて参拝したのは確か2001年。あの年、内閣総理大臣小泉純一郎は「終戦記念日に靖国参拝する!」と発言。現役総理の爆弾発言(当時は)で世論は右と左に真っ二つに割れた。

僕はその頃(今も、だが)右翼だったので、その蛮勇に拍手するとともに「これは是非、その場所の空気を感じなければ!」と思い立った。ネットのような蛸壺の世界で完結しない、事件は会議室で起こっているんじゃない!というのが今も昔も自分のモットー。野次馬根性旺盛にて、その年の8月15日、靖国神社に向かうことにした。

そしたらジュンちゃん、前倒し参拝しちゃいやがんの。

日本国民1億2千万人が滑り倒した瞬間だ。参拝はする、でも8月15日にはしない。これで左右も納得の展開……と思ったのかも知れないが、そんな玉虫色の手法が通じるはずもなく、少なくとも僕はこの宰相を金輪際支持することは辞めようと心に誓った。

日本経済新聞がスクープした昭和天皇のA級戦犯合祀問題(1988年当時の宮内庁長官、富田朝彦に合祀に不快感を示したという、所謂富田メモ)に、案の定朝日新聞と読売新聞が食いついた。反日新聞と日本よりもジャイアンツを愛するに至った新聞のタッグによる保革合同か。一方、孤軍奮闘の感ある産経新聞は富田メモの正当性を一刀両断だ。もはや揚げ足取り、水掛け論の左右のつかみ合いの様相。思えば、あの8月15日の靖国の喧噪はどうだ! 敷地外で反対派が勇ましいシュプレヒコールを挙げれば、境内では迷彩服を着た金髪のアンちゃんたちが国旗を掲げて、近くを歩いていた小柄な老人たちを弾き飛ばすように境内のど真ん中を行進していた。

僕が敬愛する寺山修司はこう言った。「戦争のことを皆が忘れたとき、本当に平和が訪れる」

僕が敬愛するイビチャ・オシムはこう言った。「悲劇は忘れてはならない。忘れた人は同じ過ちを繰り返してしまう」

右も左もいつまで同じ過ちを繰り返せば気がすむのかな? 装甲車がグルグル回り、拡声器の割れた声が響く、あの日の靖国通りは本当にうだるように暑かった。

ともあれ、今年も暑い8月15日がやってくる。

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2006年8月 8日 (火)

“世界チャンプ亀田”は場外戦がオモシロい!

TBSの後押しもあって見事WBA世界ライトフライ級新王者になった亀田興毅。怖いもの知らずのビッグマウスで並み居る曲者どもをなぎ倒す……という茶番劇を演じさせられている当代きってのトリックスターの立ち居振る舞いは見ていて痛々しい。

あれはハッスル流の“ファイティング・オペラ”だ。TBSと協栄がギミックを書いていて、亀田はその演者に過ぎない。アジアからロートルの噛ませ犬を呼んできて盛大に“負けて”もらう。逃すはずのない勝ち星を積み上げていって、最後は……。些か鼻白む陳腐な筋書きだけれど、日本人好みの親子鷹を日本国民の半分近くが見た計算になる。

しかし、事はこれで終わらない。残念ながらファン・ランダエタは大根役者らしく、派手に負けるどころか亀田をチンチンに押してしまったからさあ大変。「何で亀田の勝ちなのか」「八百長ではないのか」云々かんぬん……。

かつて協栄所属で世界王者にまで上り詰めた渡嘉敷勝男金平桂一郎からの指令を受け、ワイドショーに出て唯々諾々と亀田擁護に回れば、伝説の男ガッツ石松はそれをカウンターパンチで返り討ち。哀れ渡嘉敷の引きつる顔のアップばかりがお茶の間に流れることになった。

それにしても嗚呼、可哀相なのはこの子でござい……。亀田が本当は“気の優しい良い子”だってことくらい誰だって判る。ハンバーガーをパクついたり、ふてぶてしい態度を見せたり、それが演技だってことくらい誰だって判る。ベルトを巻いて親父に肩車された瞬間に見せた、安堵と歓喜の入り混じった笑顔……その瞬間、亀田は本当の自分に戻ることが許されたのだ。まだ19歳。好きな物を好きなだけ食べたいだろうし、好きな女の子と朝まで遊びたいだろう。しかし、今の亀田は減量とトレーニングのためにその対極の場所にいる。あの重そうなベルトがその対価として得られたものだとすれば、その重さにも合点はいく。

本当に悪役を着せられなければならないのは、裏で手を汚している連中だ。懐は潤う、でもその後は我関せずなんてシラを切るドブネズミは絶対に許せない。

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